2019/05/18 子育てとライフプランニングの考え方のセミナー
2019年8月23日
開催日時:2019年5月18日(土)
開催場所:柏教室
講師:ソニー生命保険株式会社 山木博史
子育てには様々な場面でお金がかかります。どのようなところから考え始めればよいかソニー生命保険株式会社の山木博史さんにより開催された講座内容の中からライフプランニングの考え方と基本を子育てでも皆さんが気になる学費を中心にご紹介していきます。
ライフプランニングとは
ライフプランニングとは人生を俯瞰することからはじまります。収入や生活費、住宅購入、学費など考えられるケースは色々あると思いますが、それぞれを俯瞰して全体的に据えて計画を立てていきましょうという考え方です。今回は学費を中心に考え見ていきましょう。
学費はどの程度かかるのか
ライフプランニングの中でも学費のプランニングが皆様頭を悩ませやすいところです。学費と言っても進路によって金額に開きはありますが、一般的には下記が目安だと言われています。今回は小学校〜大学までをいくつかのパターンに分けて一例をご紹介します。
①小学校〜大学まで全て国公立
- 小学校6年間で193万
- 中学校3年間で143万
- 高校3年間で135万
- 大学(文系)4年間で324万
- 自宅からの通学費196万
②小学校〜中学校公立、高校〜大学私立 (文系)
- 小学校6年間で193万
- 中学校3年間で143万
- 高校3年間で328万
- 大学4年間471万
- 自宅からの通学費236万
③ 小学校〜中学校私立、高校私立、大学私立(理系)
- 小学校6年間で935万
- 中学校416万
- 高校328万
- 大学601万
- 自宅からの通学費228万
<出典>ソニー生命保険「暮らしのデータファイル:子育て編」
勉强は学校だけでするもの?
もしお子さんが私立の中学校にいきたい、もしくは皆さんが私立の中学校に入ってもらいたいと考えたときはどうすればよいでしょうか?おそらく多くの方が塾という選択肢が頭に浮かぶと思います。中学受験を視野に入れ始め塾費用が高くなり始める小学4年生からこちらも学費同様目安の金額をご紹介します。
小学4年生(公立)
62,453円
5年生〜6年生(公立)
94,813〜98,413円
中学生(公立)
117,795円〜322,386円
学年とともに塾費は多くなっている傾向もあります。お子さんが小さい今のうちから計画的にライフプランニングをしていくことで、将来に備えていきたいですね。
<出典>文部科学省 平成28年度 「子供の学習費調査」
なぜ子育てでライフプランニングを紹介したいのか
ライフイベントの中でもお子さんの年齢とともにやってくるので先の見通しがたてやすく、ライフプランニングを初めて考え始める方にもイメージがしやすいため今回は子育てを中心にご紹介しました。子育てを中心に年表や管理シートなどを利用してライフイベントを書き出してみると目で見て確認が出来、イメージがしやすくなりますのでおすすめです。
まとめ
今回は子育てのみのご紹介でしたが、旅行、車や住宅の購入、病気、親の介護、自身の老後など計画的に考えていった方がよいライフイベントは他にも沢山あります。もちろん、その中で所得が増えたり、貯蓄や資産運用をしたり、、、と考えていくと皆様お一人一人異なったライフプランになっていくと思います。今回この記事を読んでくださった皆さんも良いタイミングだと思いますので、ぜひ一度ライフプランについて考えてみて下さい。