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「地味に辛い」そんな腰痛を改善するエクササイズとは
2025年1月8日
安静よりも運動を!
腰痛のセルフケアは、定期的な運動を続けることが推奨されています。 かつては痛みがある場合は安静にしていることが推奨されていましたが、最近の研究では体を動かさないことが腰痛を更に悪化させてしまう場合があることがわかっています。
症状や痛みの原因にもよりますが、以下に挙げる方法などを参考に、座りっぱなしを避けて適度に体を動かしましょう。
ウォーキングや歩くこと
ウォーキングはもちろん、歩くことで痛みが和らぐケースもあります。近所のスーパーに歩いて行く、飼い犬の散歩に出かける、最寄り駅のひとつ手前で下車するなど、暮らしの中でできる運動を習慣にしましょう。
ウォーキングや歩くことに慣れてきて、もっと運動を取り入れたい場合はジョギング、サイクリング、ダンス、水泳、水治療法(水中で行う体操)、エアロビクスなどの有酸素運動もおすすめです。
ヨガ、ピラティスを行う
日常的にヨガを行うことは腰痛だけでなく、高血圧や心臓病の予防、気分の落ち込み・ストレス緩和にも効果が期待できます。また、ピラティスにも腰痛を和らげる効果があるといわれています。
このようなエクササイズは、筋力トレーニングや柔軟体操と同じく根気よく続けていくことが大切です。ただし、始める前に医師に相談してください。
理学療法士による徒手療法を取り入れる
徒手療法とはマッサージなどの手技療法のことで、一般的には理学療法士や按摩・マッサージ師によって行われます。背中の筋肉や関節が硬直し柔軟性を必要としているときには特に効果的とされます。
また、専門家に見てもらうことで、痛みの状態に合った体操を教えてもらえたり、ケアに関するアドバイスをもらえるのもメリットです。
ノートパソコン使用時に注意すべきこと
ノートパソコンの普及は私たちに大きな利点をもたらすと同時に、背中・首・肩を痛めるという健康リスクを生み出しました。
スクリーンがキーボードと一体化しているため、ノートパソコンは持ち運びしやすく便利ではありますが、実はこの特徴が使用者が正しい姿勢をとれない原因のひとつなのです。
とはいっても、ノートパソコンを使わないことは難しいですよね。
そこで、体に負担をかけにくいノートパソコンの使用方法を見ていきましょう。
キーボードとマウスは本体とは別のものを使う
キーボードとマウスを別途用意することで、姿勢を改善できます。パソコンをスタンドに設置し、スクリーンが目の高さにくるように調節するのがおすすめです。
定期的に休憩をとる
長時間のパソコン操作は、筋肉や関節に相当量の負担をかけています。定期的に休憩を取り、ストレッチを取り入れるとさらに健康的です。
姿勢を良くする
デスクワークの理想的な姿勢は、腰が背もたれにサポートされていることです。背もたれのある椅子で、背中をまっすぐに座るイメージを持ちましょう。姿勢が崩れないように、よく使用するデスク用品は取りやすい配置にしておくと良いでしょう。
おわりに:背中の痛みや疲れは溜めないことが大事
首・肩・背中などの問題は時間の経過と共に徐々に蓄積していきます。気がついたら少しでもほぐすようにしましょう。日ごろから適度に体を動かすなど、痛みの予防・改善の習慣を身につけておくことも大切です。