妊娠
職場に妊娠を報告するときに押さえておくべき4つのポイント
2020年8月24日
妊娠3カ月までは報告を控える
妊娠3カ月までは流産のリスクがあるので、報告を控えたほうがよいでしょう。ただし、つわりがひどかったり、体型が明らかに変化してきた場合は、取り急ぎ直属の上司に報告したほうがよいかもしれません。また、もし職場環境が赤ちゃんの発育に影響を及ぼしそうな場合(勤務時間が長い、空気がよどんでいるなど)は、配置変更を申し出たほうが、ご自身の体調にとってはもちろん、会社にとっても助かる場合もあります。
報告のタイミングを間違えない
トラブル対応などで忙しそうにしているときや、机を片付けて帰宅の準備を始めているときなどに報告しないようにしましょう。しばらく落ち着きそうもない様子でしたら、少し猶予をもって報告日時を伝えたり、候補日をいくつか伝えたりしたほうがよいかもしれません。
職場復帰後の計画を立てておく
出産後に仕事復帰を考えているなら、出産休暇、育児休暇に対する自分の考えを整理してから妊娠の報告をしましょう(もっとも、産休に入るまで時間の猶予があるので、後日改めて会社に相談できるかもしれません)。
報告はポジティブに
報告するときは、ポジティブな態度で伝えましょう。仕事の内容や役割やポジションによっては、一時的にせよ同僚の業務に影響が出る可能性があります。したがって、「誰かに負担をかけてしまうかもしれない」という気持ちを心の片隅に残しておくことは大事です。でも、だからといって、謝罪から報告を始める必要はありません。
報告するときは、妊娠したことを喜んでいることも伝えるとともに、これまでも仕事には誠実に向き合ってきたし、復帰後もその気持ちに変わりはないことや、仕事と家庭を両立させるつもりであることを伝えましょう。
妥協しなければならないことや、要望が通らないことも出てくるかもしれません。でも、自分の事情を一方的に伝えるのではなく、職場や同僚と協力しながら将来のことを考えていきましょう。
おわりに:産休から職場復帰した方に相談してみよう
いかがでしたか?お腹の赤ちゃんをすこやかに育てるには、お母さんがストレスなく健康で過ごすことがとても大事です。周囲の協力も得ながら、着実に仕事に取り組みましょう。また、もし社内に産休から職場復帰した方がいるようでしたら、産休に入るまでの仕事の調整や体調管理、また職場復帰にいたるまでの出来事など、体験談を聞いたり、気になることを相談したりしてみましょう。きっと、経験者ならではのよいアドバイスをもらえますよ。