子育て
血糖値の急上昇は食事だけが原因じゃない?! ライフスタイルの見直しポイントとは
2025年2月12日
食事
「食べるものに気をつける」。これは血糖をコントロールするためにできることの中でもっとも重要なことのひとつです。なぜかというと、炭水化物が血糖値に大きな影響をもたらすからです。
適度な量であれば、炭水化物を食べることはまったく問題ありません。しかし、炭水化物を多く含んでいる食べ物ばかりを選ぶと、血糖値が急上昇してしまう可能性があるのです。米やパスタ以外にも、バナナのようにブドウ糖が多く含まれている果物などは、炭水化物を多く含む食べ物として挙げられます。果物を食べることは良いことですが、食べ過ぎないように気をつけてください。
血糖値の急上昇を避けるならば、全粒穀物のパンやシリアル、大麦やキヌアなどの未加工穀物、豆、全粒小麦のパスタ、玄米、果物、ヨーグルト、野菜などを選ぶようにしましょう。特に食物繊維を多く摂取することは、血糖値を下げる効果が期待できます。食物繊維が豊富な食べ物には、全粒穀物、ブドウ糖の含有量が少ない果物(りんごやブルーベリー)、野菜、豆などがあります。
睡眠不足
睡眠不足などで休息が十分にとれていない状態だと、体がうまく血糖値をコントロールできなくなってしまい、血糖値が上昇しやすくなるといわれています。
ある研究では、健康的な大人に6日間4時間しか寝ないように指示したところ、研究が終わる頃には、被験者たちのブドウ糖を分解する能力は平均で40%低くなったという結果が出ました。これは、睡眠不足によって交感神経が優位に働き、血糖値を上昇させてしまうことが原因だと考えられています。
運動
ウォーキングや簡単な家事のような軽い運動をすると、血糖値が下がることがあります。血液中の糖が細胞に取り込まれ、血糖値を下げる効果が期待できます。また、筋肉が増えることでインスリンが作用しやすくなること(インスリン抵抗性の改善)も血糖値の低下につながると考えられています。
ストレス
ストレスを感じると、血糖値をあげるホルモンの分泌が促進されます。体が蓄えられているエネルギー源(血糖や脂肪)を燃やし、血糖値の低下に立ち向かおうとします。運動をする前などではこのストレス反応はとても役立ちますが、糖尿病の人にこの作用が起こってしまうと、ただでさえ高い血糖値がさらに高くなってしまい身体に悪影響を及ぼします。
精神的なストレスが原因で、血糖値が上がってしまうリスクも考えられます。ストレスを感じたときには、バランスが整った食事を基本に、運動やマッサージなどを取り入れ、リラックスできるように工夫してください。また、セルフケアで解消できないストレスに関しては、病院を受診して専門的名治療を受けてもいいでしょう。
薬
インスリンを服用・接種して血糖値をコントロールしている人は、血糖値の急上昇に注意しましょう。決められた時間や正しく方法で薬を飲まなかったり、服用量を間違えたりすると、血糖値が急上昇してしまう可能性があります。
また、副腎皮質コステロイドなどの薬にも、血糖値を上げる効果があるので注意が必要です。
歯磨きやフロッシングをしていない
糖尿病になると、歯周病になる可能性が高くなります。そして、重度の歯周病になると血糖値をコントロールすることが難しくなるといわれています。つまり、糖尿病の人が歯周病を放置するとことは、血糖値の上昇につながってしまうということです。
また、歯周病は血糖値の上昇だけでなく、他の感染症にかかるリスクも増加させてしまいます。毎日の歯磨きやフロッシング、マウスウォッシュで口をゆすぐなど、口腔ケアを念入りにするようにしましょう。
喫煙
喫煙している場合、糖尿病になる可能性が高くなることがわかっています。糖尿病の人が喫煙を続けている場合、適切な量のインスリンを投与したり、血糖をコントロールすることが難しくなる可能性があります。喫煙は血糖値の上昇だけでなく、さまざまな健康リスクを悪化させる原因になります。まだタバコを吸っているようであれば、この機会に禁煙に取り組んでみましょう。
おわりに:日々のライフスタイルを見直して血糖値をコントロールしよう
血糖値が急上昇する原因を解説しました。普段に何気ない生活習慣が影響していることに驚いた人もいるでしょう。記事を参考に、健康的な生活を意識してみてくださいね。