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子どもが肥満に!健康的な食事で体重コントロールするコツ

2024年7月24日

子どもと話し合ってみよう

お子さんが肥満だと診断された場合、子どもと一緒に健康について話し合うのもおすすめです。肥満と診断された子ども本人は、自分の体重に不安や悩みを抱いていることが少なくありません。家族のサポートが欲しい、体重をきちんとコントロールしたいと感じていることもあります。

体重や体型について話し合うときは、子どもに「どんな体重でも愛している」「健康で幸せになってほしい」といつも願っていることを伝えましょう。そうすることで、肥満の改善に前向きに取り組むための心の準備ができるはずです。

子どもにとって健康的な食事とは

子どもの食生活を変えるには、家族全員で協力することが大切です。子どもの食事だけを変えるよりも、より自然に食生活の変化を受け入れられるでしょう。

栄養バランスに気をつけよう

毎日の食卓に、食物繊維とビタミンとミネラルが豊富な5つ以上の果物や野菜を摂り入れてください。 5種類といっても難しく考える必要はありません。生の野菜や果物ももちろん健康的ですし、缶詰でも冷凍食品でも乾燥品でも大丈夫。

100%果汁、野菜ジュース、スムージーは、1種類として数えてみてください。フルーツジュースとスムージーをコップ1杯分ずつ飲んでも1種類となります。フルーツジュース、野菜ジュース、スムージーなどの飲み物は、1日に150mL(小さなコップ1杯)を超えないようにします。なぜなら、フルーツジュースにも糖分は豊富に含まれていますので、虫歯のリスクが高まるからです。フルーツジュースやスムージーは食事のときに飲み、食後はしっかりとハミガキをするのが安心です。

控えた方が良い食事

お菓子、ケーキ、ビスケット、甘いシリアル、加糖の発泡飲料のような糖分や脂肪分の高い食べ物は控えましょう。カロリーが高いものの、栄養分は少ないです。水分補給は甘い飲み物ではなく、水を飲むことに慣れるようにしてみてください。

子どもは運動量が多く、おやつでの栄養補給が必要になることもありますが、基本的には米、パン、ジャガイモ、パスタなどの炭水化物(全粒粉が望ましい)と果物や野菜から栄養を摂ることを目指しましょう。

食事量や摂取カロリーを見直そう

子どもに過剰な食事量は必要ありません。特に肥満改善のプロセスでは、まずは少なめに盛りつけるようにしてください。まだ足りないならおかわりするようにさせましょう。子どもが望んでいるわけでもないのに、食べたい量以上に食べさせるのをやめましょう

盛りすぎや一緒盛りは、食べ過ぎにつながります。 一人ひとりの分量がわかる配膳をしてください。 大人と同じ皿を使うのもやめ、子ども用の食器を用意しましょう。食器は、子どもに選ばせることで食事の時間の充実度が上がります。
また、高カロリー食品に注意しましょう。食品中に含まれるカロリー(エネルギー量)を確認する習慣をつけましょう。子どもが何カロリー摂取しているのかを知ることは、運動で消費するエネルギー量とのバランスをとるうえで重要です。

おわりに:大人がお手本になって健康的な食事を習慣に♪

子どもに健康によい習慣を理解してもらうには、大人がお手本になることが大切です。子どもたちは身近なお手本から学びます。子どもの食生活を改善させたければ、大人が率先して行うことを忘れずに!

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