子育て
若者は運動不足?5歳から18歳のための運動ガイド
2024年2月21日
5歳から18歳のための運動
5歳から18歳までの若者が健康を維持するためには、以下のような運動を行うことが推奨されています。
毎日少なくとも60分間の運動
サイクリングや公園の遊具で遊ぶなどの中程度の運動から、ランニングやテニスなどの活発なもので、少なくとも60分間を目安にしましょう。
週に3回のトレーニング
筋力強化のための腕立て伏せや、骨の強化のためのジャンプやランニングなど体操、武道、サッカーなど、走ったり跳んだりするあらゆる活発な運動が、強い筋肉や骨をつくるのに役立ちます。
子どもや若者は、テレビを見たり、ゲームをしたり、短距離の車移動の時間を減らし、体を動かすことが理想的です。
中程度の運動
中程度の運動では、心拍数が上がり、呼吸が少し速くなり、汗を少しかきます。運動中に話すことはできても歌が歌えないということは、中程度の運動といえる負荷があります。
若者にとっての中程度の運動には、以下のようなものがあります。
- 歩いて学校へ行く
- 遊具で遊ぶ
- スクーターに乗る
- スケートボード
- ローラーブレード
- 犬の散歩をする
- 平らな場所、もしくは若干傾斜のある場所でのサイクリング
負荷の高い運動
負荷の高い運動をすることで、より健康が維持でき、筋肉や骨もより強くし、自尊心を高くしてくれます。呼吸が速くなって心拍数が上がり、息が切れてしまい、会話もほとんどできなければ、負荷の高い運動をしていると言えるでしょう。
若者にとっては負荷の高い運動をすることで、中程度の運動よりもさらに健康に良い効果をもたらすことがわかっています。目安として、1分間の 負荷の高い 運動は2分間の中程度の運動に相当するということができます。
若者にとっての 負荷の高い 運動には、以下のようなものがあります。
- 鬼ごっこ
- 激しいダンス
- 水泳
- ランニング
- 体操
- サッカー
- ラグビー
- 空手などの武道
- 自転車を速くこぐ、または坂道で乗る
おわりに:楽しくできる運動を継続しましょう
若者や子どもの体力不足を補うためには、運動を継続して行っていくということが大事です。楽しく続けられる運動と、運動にどのくらいの負荷があるのかを知っておくことがポイントです。5~18歳の時期は身体をつくる上でも大切な時期です。ケガには注意しながら活発に運動しましょう。