子育て
自転車事故は予防できる!安全運転のポイントと準備したいこと
2024年1月31日
自転車の衝突事故の原因は?
自転車の衝突事故の原因は実にさまざまで、以下のものが考えられます。
- 自転車運転手の不注意
- (車との接触事故の場合)自動車運転手の不注意
- 砂利など道の舗装の状況
- スピードの出しすぎ
- 車輪のスポークやペダルに足を挟んだ
自転車から落ちてしまったら?
最も怖いのは頭のケガです。自転車で倒れたときに頭を打ってしまった場合、たとえ軽傷であっても必ず医師に診てもらってください。特に脳震盪は見た目ではわからず、事故後何日か経過してから症状が出始めることがあります。
ケガを予防するには?
頭を守る一番よい方法は、ヘルメットの着用です。自転車から落ちてもヘルメットが衝撃を吸収し、頭を守ります。自転車に乗る際は、乗る時間も年齢も関係なく、ヘルメットを着用することが望ましいです(世界の一部の地域では法律になっています)。
なお、ヘルメットを買うときは、ぴったりとフィットしたものを選んでください。顎のストラップを握ったときに、ヘルメットが前後左右に動かなければ大丈夫です(正しくフィットしているかどうかわからない場合は、店員に聞いてください)。
その他、以下の方法もケガの予防に有効です。
基本的な交通ルールを教える
自転車に乗るのが幼い子どもの場合 、子どもが安全な場所で乗っているかを確認してください。また、10歳未満の子どもには、交通量の多い場所では自転車に乗らせないようにしてください。
スポーツ用サングラスを着用する
目にホコリや虫が入るのを防ぐため、スポーツ用サングラスを着用するという方法もあります。
パッドつきの手袋を着用する
まめなどの手のケガをしないように手を保護します。
パッド入りショートパンツを着用する
自転車に乗っているとおしりの痛みに悩まされる人もいるでしょう。パッド入りのショートパンツや快適なシートを使用する と、おしりの痛みが軽減されるのでおすすめです。
明るい色の服を着用する
夕方や夜間、冬の早朝に自転車に乗るときは、車との衝突事故に注意しましょう。明るい色の服を選ぶのがポイントです。暗い時間帯や見通しの悪いところで車とすれ違うとき、車の運転手に見つけてもらいやすくなります。
夜間の乗車は避ける
夜間は事故のリスクが高まりますので、なるべく暗い時間帯に自転車に乗るのは避けましょう。日中でも視界や天候が悪いときにはライトをつけるのが安心です。
路上に何かないか、常に確認する
自転車を走行中は、安全確認を怠らないようにしましょう。路上に大きめの石や走行を妨げる障害物があると、転倒やスリップの原因になります。
自転車の点検を
自転車のすべてのパーツが問題なく機能しているかどうか、常に確認することも大切です。ブレーキが作動しているか確認する習慣をつけ、また、緩んだり壊れたりした部品がないか確認してください。反射板とライトも、夜間に車の運転手に見つけてもらうために重要です。
自転車を買ったお店に持っていき、時々点検してもらうのもよいでしょう。
また、子どもと一緒に乗る場合は、座席の前か後ろにチャイルドシートをつけ、子どもには必ずヘルメットを着用させてください。車輪にスポークガードがついているかも確認し、子どもの足が引っかからないように配慮することも必要です。
おわりに
車に見落とされてひかれてしまったり、車輪のスポークに足をはさんでしまったり、など自転車の事故原因はある程度パターン化されています。そのため、運転時間を選んだりヘルメットを準備したりすれば、事故やケガは対策可能。今からでも遅くないので、自転車の点検やヘルメットの購入から始めてみてはいかがでしょうか。