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少ない支出で満足に! ~健康的な食事のための食費節約法~

2023年2月22日

食事の節約のためのヒント

食費の節約をしながら健康的な食生活を送るには、家にある食材を活用すること、週ごとに献立を作成すること、足りないものはある場合は買い物リストを作ることからはじめるのがおすすめです。では、実際にどのようなポイントに気をつけるかをみていきましょう。

すぐに買い物に行かない

おなかが空いたからといってすぐに買い物に行かないでください。空腹時に買い物に行くと、脂肪の高いものやスナック菓子など、健康にあまりよくないものに手が伸びる可能性が高まるでしょう。何を買うべきなのか、事前に買い物リストを作成して衝動買いやなんとなく買いを回避してください。

無駄をなくす

買い物では、必要なものだけを買うようにしてください。そして実際に購入した食材をすべて使用できるように、献立を作りましょう。使わなかった食材は、種類にもよりますが冷凍して保存することもできます。保存用密閉容器を購入して、上手に冷凍してください。

つくりおきを活用する

料理はつくりおきをすることで節約につながることがあります。料理をしたけれど食べきれなかった場合、冷凍できる分は冷凍保存しておくこともできます。冷凍庫に自家製冷凍食品が並ぶのも楽しいはずですよ。

安い食材を買う

安い食材を購入することでお金を節約することができます。ブランド品であるからといって、必ずしも商品の価値に大きな違いがあるとは限りません。もちろん、食の安全性や信頼性は大切ですが、ラベルや価格だけでなく、生産者情報を確かめたり自分の舌で味わって確かめてみましょう。

野菜をたくさん食べる

肉や魚は、スーパーで買う食材のうち金額が高いことも多いですよね。肉料理や魚料理をする場合には、比較的価格が安い野菜を加えてかさ増ししてみてはいかがでしょうか。また、1週間に何度かは「野菜食」にしてコストを抑えるという方法もおすすめです。ただし野菜も価格が高くなることがありますので、その時期によって上手に食材を使い分けましょう。

豆を上手に使う

豆類は安価でカロリーや脂肪が少なく、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富です。肉の代わりにもなるので、チキンカレーのチキンの代わりにひよこ豆を使ってみるなどすると、節約に加えて食事のバラエティも豊かになりますよ。

残ったパンを冷凍する

パンは小分けにして凍結しておくと便利です。また、古くなる前に冷凍することで、解凍しても新鮮さを保つことができます。その際は冷凍焼けを避けるために、保存用密閉容器に入れるようにしてください。

台所にあるものを把握する

キッチンの戸棚、冷蔵庫、冷凍庫に何があるかを把握しましょう。買い物に行かなくても、食事を作るのに十分な食材がすでにあるかもしれません。
すでにある食材を使った献立を作り、すでにある食材をもう一度買わないように注意してください。また、賞味期限が切れる前に食材は必ず使用するようにしてください。

肉は安い部位を選ぶ

肉は部位によって価格が異なります。より安い部位の肉を買うことで、お金を節約することができるでしょう。調理法を工夫すると、低コストでもおいしい食事を楽しむことができます。

低コストのレシピを探す

買い物リストを作るときは、献立で低コストのレシピを先に考えておいて、買うものを選ぶのもおすすめです。低コストの食材や残り物を使ったレシピを紹介するwebサイトやレシピ本を参考にするとチャレンジしやすいでしょう。

食べる量を減らす

おかわりをやめたり、小さなお皿を使ったりして、食べる量を減らしてみてください。もしもこれまでが食べ過ぎだった場合、ダイエットにつながります。ただし子育て中の家庭などは、子どもの成長や発達を考慮して過度な節制に注意が必要です。

自炊する

惣菜やテイクアウトの購入を減らしてお金を節約しましょう。惣菜やテイクアウトよりも自炊したほうが安くなることもあります。食材を自分で選べますので、栄養バランスを整えやすく健康的です。

買い物ではパック売りとバラ売りの価格を比較する

野菜や果物はバラ売りされている場合もありますが、何個かまとめて梱包された状態で店頭に並んでいることもありますよね。パック売りの場合は重量あたりの値段を確認してください(1キロあたりいくらなど)。まとめて多く買ったほうが安いときがありますが、商品は必ずしも新鮮ではなく、必要以上に購入してしまう恐れもあります

嗜好品や贅沢品を減らす

何も考えずに買い物をしてしまうと、炭酸飲料、ポテトチップス、菓子、ケーキなどをつい買い物カゴに入れてしまいがちですが、こうした嗜好品や贅沢品を減らしてみましょう。これらの食べ物は砂糖と脂肪が多いので、ウエストだけでなく下半身のラインも気になるようになってしまいます。

ネットショッピングを利用する

ネットショッピングでは、値段が安いお店を調べやすいのがメリットです。価格の差は重要です。どのように買い物をしたら予算内に留めることができるのかを簡単に把握できます。

セールを活用する

ほとんどのスーパーは、閉店前に生鮮食品などを割引きします。しかし、開店時間が長いお店だと、閉店前でなくてもお買い得商品に出会えることもあります。在庫一掃のための割引などタイミングを把握できれば、たくさん節約できます。ただし、購入前には必ず賞味期限を確認しましょう。

割引商品(見切り品)に注意

スーパーの閉店間際に割引された生鮮食品は節約に効果的ですが、買った後に賞味期限よりも前に食べ切れるのか、保存できるかを確認してください。

おわりに:節約はムリなく、ムダなく計画的に

ここまでご説明したように、食材を安く買えれば何でもいいというわけではありません。食費を抑えて健康的な食生活を送るにはコツがあります。普段の食材購入や調理の際に意識し、計画的に、無理なく無駄なく食費を節約していきましょう。

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