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赤ちゃんの知力を高める!知育につながる遊び

2019年5月1日

知育につながる遊びの例

赤ちゃんの身体機能や感性を育むような、知育につながる遊びの例を紹介します。身近な日用品、おもちゃでできる遊びを以下にまとめました。

容器を満たして空にする

赤ちゃんの上半身が強くなり、目で見て、手を使って、遊ぶようになったら「満たす・捨てる・注ぐ」ことが楽しい遊びになります。そこで、容器にものを満たし、いったんすべて容器を空にし、再びものを満たすという遊びを赤ちゃんとやってみましょう。

まず大小様々なサイズのプラスチックのボウル、カップ、バケツを用意し、容器に入れるためのボールやブロック、貝殻、水を用意します。そして、大人が容器を満たし空にするという遊びのお手本を見せます。赤ちゃんは自由に遊ぶので、ある程度のスペースを確保してください(天気がよければ屋外で遊んでもいいでしょう)。赤ちゃんは容器に注ぐときの音やボールのバウンドを見て、目の前で起こる様々な反応を楽しみます。

感覚を刺激する遊びは、運動能力、目と手の連動を鍛えます。さらに知育の観点から言うと、遊び方を教えることを通じて語彙の習得にもつながるという面もあります。

どんどん積み重ねる

赤ちゃんにとって、ものを積み重ね、倒したり崩したりすることはとても楽しい遊びです。積み上げられるものであれば、積み木などに限らず、厚紙の絵本、靴箱なども赤ちゃんにとっては楽しいおもちゃになります。

赤ちゃんが積み上げて遊んでいる間は、たとえすぐに崩れそうな積み上げ方をしていたとしても赤ちゃんの好きにさせておいてあげましょう。積み上げていく過程で、問題解決と大きさの概念について学んでいくのです。

赤ちゃんはこの遊びでも、目と手の連動、運動能力を鍛えていきます。ものを積み上げていくなかで、空間認識と形状把握の能力も高めていくのです。そして、積み上げたものを倒す遊びから、自分がしたことが周囲にどんな影響を与えるかという因果関係の概念を学ぶのです。

音楽を奏でる

手を使って遊ぶことができるようになれば、ものをたたいて音を出したり、ガラガラを自分で振ったりできます。これらの音は赤ちゃんが奏でる立派な音楽といえます。

赤ちゃんが音楽を奏でられるよう、ドラムになりそうなプラスチックやダンボールの箱、スティックになりそうなお箸などを用意しましょう。異なる音が鳴るように複数の大きさ、素材のものがあると良いでしょう。赤ちゃんははじめはうまく音を出せないかも知れませんが、大人がお手本を示し一緒に練習していくと次第にできるようになっていきます(いったんできるようになると赤ちゃんが出す音にあわせて合奏することもできます)。

音楽は心と体を一緒に働かせ、思考力や表現力を刺激し、創造性を高めるので、知育につながると考えられています。

おわりに:身近にあるおもちゃや日用品で知育につながる遊びができる

赤ちゃんは遊びを通じて身体、感覚能力を高め、様々なことを学んでいきます。ここでご紹介した遊びや使うおもちゃは決して特別なものではありませんが、赤ちゃんが楽しく遊びながら知性をはぐくめるものばかりです。赤ちゃんとの普段の遊びに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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