家族で健康になる

健康のための食生活や生活様式の変更は、家族全員で取り組むと、子どもも受け入れられやすくなります。家族全員がより健康的なライフスタイルを取り入れるために、以下のヒントを実践してみてください。

テーブルで一緒に食べる

テレビなどを見ていると食事中に気が散ってしまいます。テレビなどがない場所で食事をとる家族は、体重が健康的になることが研究によってわかっています。

子どもと一緒に家事をする

たとえば犬の散歩や洗車、庭の手入れ、洗車、自転車に乗る、といった家事などを子どもと一緒にやりましょう。子どもはそういった家事を遊びと捉えて取り組んでくれることがあります。

ジュースを禁止する

甘い飲み物の代わりに水を飲むようにしましょう。炭酸飲料やフルーツドリンク、スポーツドリンク、乳飲料、さらには100％フルーツジュースもカロリーが高いです。自宅で自由に甘い飲み物を飲めないようにしていると、自宅以外の場所に出かけても子どもはほとんど甘い飲み物を飲まなくなる傾向も見られています。

家族みんなで毎日朝食を食べるようにする

朝食を食べる子どもは、夜遅くに食べ過ぎることがないようです。朝食を準備する時間がなければ、トーストにピーナッツバターを塗ったものやお粥や果物など、調理が簡単で体によい食べ物を選ぶようにしましょう。

テレビの前にいる時間を短縮する

体をよく動かすようにしましょう。子どもがテレビを見たり、スマートフォンやタブレットを使う時間を減らして、散歩やサイクリング、水泳など家族でできる運動をしましょう。

休日はアクティブに過ごす

休日は、家族そろって楽しく過ごす絶好のチャンスです。サイクリングやハイキングといったアウトドアを満喫したり、いろいろな体験ができる場所に行って体を動かすことができる場所にいきましょう。特におすすめなのはキャンプです。テントを張って自然の中で自由に過ごすことは、さまざまな年代の子どもが楽しめるアクティビティです。

外食を減らし、自宅でもっと食事をとる

自宅で食事をすることで食べる量をコントロールできます。食材を購入するときは、食品ラベルをよく読んで、より健康な食材を選びましょう。時間や手間がかかりますが、外食やお惣菜と違って砂糖や塩の摂取量を調整することもできます。

お惣菜やテイクアウトは健康的に

お惣菜やテイクアウトを制限する必要はありませんが、購入するときは体に良いものを選びましょう。たとえば、ピザならサラミやチーズの代わりに野菜やハム、エビといった具材をのせた低脂肪のピザを注文しましょう。

大きなサイズの食べ物を避ける

サイズが大きくて量の多い食べ物は、子どもの肥満の原因にもなります。小さなサイズの皿で食事を与えて、食べ終わっても子どもがまだお腹が空いていたら追加しましょう。小さな子どもに大人用の皿で食べさせるのはやめてください。食べ過ぎを促してしまいます。

家族で楽しめるイベントへの参加

たとえば、家族みんなでチャリティ・ウォークに参加してみましょう。家族全員の健康にも繋がります。こうしたイベントは全国各地で開催されていて、誰でも参加できます。

おわりに：健康的に仲良し家族に

ここまでみてきたように、健康的な生活を家族みんなで送ることで、家族の絆も深まるのではないでしょうか。子どもが大きくなっても、家族と日常的に関わる生活を送っていれば、家族を嫌いになったりしないでしょう。小さなお子さんがいるかたは、ぜひ参考にしてみてください。