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新生児や赤ちゃんのしゃっくり、頻繁に起きるのはどうして?

2021年4月27日

赤ちゃんにしゃっくりが起きる原因は?


大人は、食べすぎ・飲みすぎからストレスまでさまざまな要因によって、しゃっくりを出します。このしゃっくりとは、早い話が“横隔膜の痙攣”のこと。
横隔膜とは、お腹と肺の間にある厚い筋肉のことで、呼吸をするときなどに使いますが、赤ちゃんがしゃっくりをする原理も大人と同じく“横隔膜の痙攣”です。

この横隔膜が、母乳を飲んでいるときに空気を一緒に吸い込んでしまうなど、何らかの刺激を受けたときに痙攣を起こして、しゃっくりが出るのです。
他には、授乳直後に、胃や食道の働きが活発になって横隔膜を刺激することであったり、気温や体温の変化が刺激要因となることもあります。

このように、赤ちゃんの場合はまだ横隔膜が未発達のため、少しの刺激でも簡単にしゃっくりを引き起こしてしまいます。
ですので、生後6ヵ月~1年未満の赤ちゃんは、しゃっくりが多いのです。

赤ちゃんのしゃっくり、大人と同じ止め方で大丈夫?


大人の場合であれば、民間療法を含め、さまざまな止め方があります。
たとえば、息を止める、コップ1杯の水を飲む、驚かしてもらう、舌をひっぱるなどなど。

しかし、このような大人と同じやり方は、多少、赤ちゃんにとっては乱暴でしょう。
赤ちゃんには赤ちゃんの止め方があります。以下のような方法を試してみましょう。

母乳やミルクなど、飲み物を与える

何かを飲み込んだ刺激で止めるやり方です。母乳やミルクはもちろんですが、少量の白湯や薄めの麦茶を飲ませてもよいでしょう。

体を温めてあげる

体温が微妙に変化しただけでも赤ちゃんの体は反応します。とくにおしっこをして少し体温が下がったときはよく出ます。このようなときは、おむつを替えてあげるだけで止まることもありますが、止まらないときは靴下やおくるみなどを使って、体を温めてあげてください。

背中をさすったり、軽く叩く

げっぷをさせるときの要領で、やさしく背中をさすったり、叩いたりしてあげましょう。

赤ちゃんのしゃっくり、こんな場合は病院へ


赤ちゃんはしゃっくりが出やすく、また、こちらが思うほど苦しくはありません。しかし、ときには様子が違うこともあり、医師に診せたほうがよい場合があります。

たとえば、赤ちゃんは口を使わず、鼻からのみ呼吸をしていますが、鼻が詰まっているときのしゃっくりが呼吸困難を引き起こすことがあります。赤ちゃんの呼吸が乱れていないか、注意が必要です。

また、離乳食に含まれる小麦やピーナツなどのアレルギー症状が引き起こしていることがあります。鼻水や湿疹など、しゃっくり以外にもアレルギー症状が出ていないか確認しましょう。
さらに、しゃっくりをしながらよだれを垂らしているときは、流動性食道炎が疑われます。

他にも、しゃっくりがなかなか止まらなかったり、ぐったりしていて元気がないなどの症状が現れたときは、病気にかかっている可能性があります。一度医師に診てもらいましょう。

おわりに:成長するにつれて、しゃっくりの回数は減っていきます

このように、赤ちゃんのしゃっくりが多いのは、横隔膜の痙攣が頻繁に起こるという、この時期特有のものです。成長するにつれて、回数は減っていきます。今は、少し苦しそうに見えますが、安心して見守ってあげましょう。

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