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子供の成長におやつは必要!? どうやってあげればいいの?

2020年12月23日

子供におやつは必要なのはなぜ?

子供の成長にはおやつが必要です。
というのも、子供は成長のために多くのエネルギーを必要としますが、消化管が小さく機能も未熟なため一度に十分な量のエネルギーを摂取できないことがあるからです。

とくに、子供の脳は大人よりも盛んに活動しています。脳が活動するにはブドウ糖が必要であり、ブドウ糖が不足すると活動性が低下するばかりでなく、倦怠感などを引き起こすことになります。

このような事態を防ぐためにも、子供は活動量が多い日中におやつを摂るのが望ましいと考えられているのです。

子供の肥満を防ぐ「おやつのあげかたコツ」は?

子供の成長にはおやつが必要ですが、今問題になっている「子供の肥満」は防ぐ必要があります。以下のような「コツ」を守るようにしましょう。

おやつをあげる時間を決める

子供がぐずったり、欲しがったりすると、ついついおやつをあげてしまいたくなりますよね。欲しがったらあげるのではなく、おやつをあげる時間をある程度決めておくと、おやつの食べ過ぎを防ぐことができます。

もちろん、決めた時間以外あげてはいけないわけではありません。おやつは子供との大切なコミュニケーションにもなりますし、子供のリフレッシュにも必要です。時間を決めたからといってあまり神経質にならずに、ルールは少しゆるく設定しましょう。

砂糖や塩分の多いおやつは避ける

子供のころから砂糖や塩をたくさん含む食べものや飲みもの食べさせていると、将来肥満や高血圧、心臓病といった健康問題のリスクが上がります
スナック菓子やファストフード、ケーキなどを完全に禁止する必要はありませんが、あげすぎには十分注意してください。

なるべく健康的なおやつに

子供にとってのおやつは、食事だけでは不足してしまう栄養素を補う「補食」の役割が大きいです。
不足しがちなタンパク質やカルシウム、食物繊維などを補える、乳製品や豆類、果物を使ったおやつをあげるようにしましょう。

子供におやつをあげるタイミングはいつがいい?

子供におやつをあげるのは、食事と食事の間がよいと考えられます。

つまり、午前中であれば10時ころ、午後であれば15時ころです。それより遅く摂ってしまうと昼食や夕食に影響してしまうので注意しましょう。

与える量はその子によって異なりますが、次の食事に影響しない量を見極めることが大切です。また、カロリーの高いおやつは与えすぎると肥満の原因になりますので、一回のおやつで100~150kcalほどを目安としましょう。

子供のおやつにおすすめのレシピは?

子供はお母さんの手作りおやつが大好きです。子供の成長に必要な栄養が含まれたヘルシーなおやつ作りに挑戦してみましょう。

おからドーナッツ

おからはヘルシーでカロリーを抑えることができるうえに、腹持ちもよく色々な加工ができる優れた食材です。良質なたんぱく質も含むのでぜひおやつにも取り入れてみましょう。

生のおからと同量のホットケーキミックスをボールに投入してよく混ぜ合わせます。そこに適量の牛乳を投入して粉っぽさをなくし、お好み量の砂糖を投入して更によく混ぜ合わせます。

生地がもったりしたら一口大にまとめ、180度の油でこんがり揚げれば完成です。

フルーツヨーグルト

便秘がちな子供におすすめなのがヨーグルトを使ったレシピです。乳酸菌が豊富なヨーグルトにオリゴ糖を投入することで腸内環境を整えてくれます

プレーンヨーグルトはオリゴ糖でお好みに味付けします。そこにお好みのフルーツをカットして投入し、よく混ぜ合わせて冷やせば完成です。

豆乳アイスクリーム

カロリーが高くなりがちなアイスクリームも、豆乳を使うことでヘルシーに仕上げることができます。良質なタンパク質を多く含む豆乳と豆腐を使用してヘルシーアイスを作ってみましょう。

絹ごし豆腐はフードプロセッサーでトロトロなるまで攪拌(かくはん)し、豆乳を投入して液状にします。
出来上がったものをタッパーなどの容器に入れ、冷凍庫で固めれば完成です。
食べるときはきな粉や黒蜜などお好みで味変えて楽しみましょう。

おわりに:おやつは成長に必要な栄養を補うもの。上手に楽しむのがコツ

子供の将来の健康のためには、砂糖や塩分を多く使っているスナック菓子やケーキ類、ファストフードはなるべく避けた方がいいです。ぐずったたり、欲しがるたびにあげるのも控えた方がいいでしょう。
ただ、おやつは子供の心と体の成長に必要な補食です。

  • おやつをあげる時間を決めておく
  • なるべく乳製品や豆類、果物を使ったおやつをあげる

ことに気をつけてください。ただ、あまり神経質になりすぎてもいけません。楽しみながらおやつを食べられるように、少しゆるく設定するのがコツです。わからないときは一度医師や栄養士に相談しましょう。

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