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ご存知ですか?子供のうちから実践したい健康的な“食習慣”

2019年9月24日

子供にとっての健康的な食事とは?

子供にとっての健康的な食事の条件としては、炭水化物、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルなどの栄養素(以下、栄養)がバランスよく摂れることと、適切な量であることが挙げられます。健康的な食事は、子どもが成長し、学び、活発に過ごすためのエネルギー源となります。

健康的な食事作りのための具体的な方法として以下のものがあります。

毎日複数の果物と野菜を出す

フレッシュな果物や野菜を食べることが理想的ですが、新鮮なものが用意できない場合は、冷凍や缶詰の果物や野菜を使うことも良い方法です。
その際は濃いシロップの代わりに果物本来の果汁や軽いシロップに入った缶詰を選んでください。

また、外食をするときは、食べるのが楽しくなるように子供に食材を選ばせるなどの工夫をしながら、果物や野菜を上手に摂り入れましょう。

低タンパク質の食材を使う

魚・卵・ナッツ・鶏肉の薄切りなどがおすすめです。
調理についても揚げる・炒めるの代わりに、蒸す・焼く・ゆでるという方法を選べば、余分なカロリーを減らすことができます。

飲料からの砂糖摂取量を減らす

フルーツジュースやドリンク、ソフトドリンク、スポーツドリンク、エネルギードリンク、甘いミルク、アイスティーのような砂糖を加えた飲料の代わりに、水や牛乳を十分に与えるようにしましょう。水分補給はきちんとすべきですが、その度に甘い飲料で砂糖を摂ってはいけません。

ファストフード、ジャンクフードはなるべく食べさせない

揚げたスナックの代わりに、焼きたてのチップやプレッツェル、ポップコーンを選んでください。また、ハンバーガーの代わりにグリルチキンを、フライドポテトの代わりにフルーツを・・・というように揚げ物を避けてながら健康的な食事を選ぶようにしましょう。

食べる環境・食べ方も重要

どんなに栄養のある素晴らしい内容の食事を用意しても、食べる環境が食事に適していなければ健康への効果は半減してしまいます。子供が食べることを楽しめるような環境をつくるように努めましょう。

テレビの前よりテーブルで

食事の間はテレビやゲームを中断し、食べることに集中するようにしましょう。時間をかけて食べれば満腹中枢が刺激され、肥満を防ぐ効果もあります。

食べる量を子供に決めさせる

食べすぎを防ぐためには子供に満腹感を理解させることが大切です。そのためには「お腹がいっぱい」だと感じたらそれ以上は食べないことを習慣づける必要があります。食べ物を押し付けることや「残さず食べなさい」と叱ることは避けましょう。

おわりに:子供のころから健康的な生活習慣を身に付けましょう

身体に悪いとわかっていても、長年続けてきた生活習慣は変えにくいものですが、習慣として続けてきたことは簡単に行えます。
また、体重も減らすよりも維持するほうがはるかに簡単です。
幼いころから健康的な生活習慣が身に付けていれば、大人になっても健康的でいられる可能性が高くなるのではないでしょうか。

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