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妊娠中の茶色いおりもの、いつからいつまで続くの?

2019年7月19日

妊娠中の茶色いおりものはいつから出てくる?

個人差はありますが、妊娠の兆候として身体にさまざまな症状があらわれる時期は妊娠3週~5週ごろだといわれています。

その中で、妊娠超初期にはホルモンバランスが大きく変化するため、おりものが増えたり減ったり、少量の出血のために茶色やピンク色に見えるという変化が起こる妊婦さんもいます。
ただし、妊娠したら必ずおりものが茶色やピンク色になるというわけではないので、妊娠しているかどうかの判定は難しいです。
正確な結果を知りたければ、医師の診察を受けるようにしましょう。

妊娠中の茶色いおりものはいつまで続く?

着床時に子宮内膜が傷ついて出血する着床出血や、胎児が成長するときに子宮内の毛細血管が切れることによって、妊娠中の体は出血しやすくなっています。
出血すると血液が体内で酸化しておりものに混ざるので、おりものが茶色やピンク色になって体の外に排出されます。

茶色やピンク色のおりものが続く期間は、妊娠初期の出血がいつまで続くかによって異なります。
また、出血が治まるまでの期間には個人差があるため、茶色やピンク色のおりものがいつまで続くかどうかは一概には言えません。

茶色いおりものが続くときの過ごし方は?

おりものが増えると細菌が繁殖・感染しやすくなるので、予防のためにトイレの後や入浴時には外陰部を清潔にするようにしましょう。また、おりものシートや下着はこまめに交換するのがおすすめです。

先述したように茶色いおりものは妊娠初期の特徴もあるので、基本的には心配する必要はありませんが、中には何らかの異常が隠れている可能性があります。
たとえば、「いつもより茶色いおりものの量が明らかに多い」「鮮血のようなおりものが出る」「腹痛を伴う」といった場合はすみやかに産婦人科を受診するか、もしくは産婦人科に連絡して医師からの指示を仰ぎましょう。

茶色いおりもののほかに腹痛もある場合

茶色いおりものが出ていると同時にお腹の張りや腹痛がある場合は、流産や切迫流産を引き起こしている可能性があります。
また、細菌性腟症などの腟の病気や、子宮頸管炎(しきゅうけいかんえん)や子宮頸管ポリープなどの子宮の病気が隠れている可能性もあるので、速やかに産婦人科で診察を受けてください。

おわりに:妊娠初期の茶色いおりものが出ても、過度な心配は必要なし

妊娠初期は出血が起こりやすいため、おりものに血が混じって茶色やピンク色のおりものが出やすいです。基本的には心配ありませんが、茶色のおりものと同時に腹痛やお腹が張った感覚があれば切迫流産または、腟や子宮の病気が起きている可能性が高いので、早急に病院を受診するようにしてください。

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