妊娠
赤ちゃんの性別で、性格にどんな特徴がある?
2020年11月19日
赤ちゃんの性別を診断する方法は?
生まれる前の赤ちゃんの性別診断の方法があります。
- NIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査、あるいは新型出生前診断)
- 絨毛検査と羊水検査
- 超音波検査
NIPTは、妊娠9週目から受けられる検査で、簡単な血液検査で赤ちゃんの性別を知ることができます。また、超音波検査は、通常の妊婦検診で誰もが1回は受ける検査で、通常、妊娠18~22週目の間に行われます。羊水検査ほどの精度はありませんが、各部位が正常に成長しているかどうか胎児の体をチェックしている間に、赤ちゃんの足の間をよく見ることで性別を知る機会があるでしょう。
性別による性格の違いはどこから出てくる?
性の役割の考え方は、遺伝的ですが決して運命づけられたものではありません。赤ちゃん用の棚にいろいろなおもちゃ(赤ちゃん用の人形からミニカーのトラクターまで)がしまってあるとして、なぜ、女の子はきれいな人形に手を伸ばし、男の子は消防車を取り出すことが多いのでしょうか?
性別は子宮内で浴びるホルモンの影響で異なります。たとえば、生まれてすぐに女の子は男の子よりも人や人の顔に興味を示します。このことは、男の子が電車やトラックに関心を示し、女の子が人形で遊ぶことが多いことの1つの説明になります。
また、女の子は男の子より早くことばを話し発話が多い傾向があります。女の子がまねやごっこ遊びが好きだからという理由にもなります。また、女の子はほかの子と1対1で過ごすのが好きなことが多く、男の子は大きなグループのメンバーになりたいと考える子が多いといわれています。
男の子は女の子より筋肉量が多い状態で生まれます。一般的に、男の子は女の子よりも肉体的に活発です。男の子は、ブロックで遊んだり、おもちゃのスイッチを操作したりという機械的で空間的スキルを利用する遊びも得意で、楽しんで行う傾向があります。
だからといって、赤ちゃんが生まれてすぐ、典型的な性別の特徴に固定したいわけではありません。赤ちゃんのおもちゃ箱に、性別以外の(そして反対の性別の)おもちゃを入れておくのはとても良いアイデアです。女の子に運動することを勧めるために、お手本を見せたり、新しいことをしようとするときに応援したりすることができます。男の子にほかの子の世話をすることを学んでもらうために、赤ちゃんや動物のぬいぐるみを渡して世話をしてもらったりすることもできます。
おわりに:赤ちゃんの性格は性別だけで判断できない
- 女の子だから、男の子だからというだけで、その子のタイプを決め付けられない。
- 活発な女の子もいれば、おとなしい男の子もいる。
でも、あなたの赤ちゃんは、世界にひとりきりです。どんな子が生まれてくるのか、楽しみに待ちましょう。