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子宮外妊娠と生理の出血と症状の違いとは?

2020年3月30日

子宮外妊娠と生理の出血と症状の違いとは?

生理の予定日にいつもとは異なる出血がある場合、「子宮外妊娠(異所性妊娠)」の可能性があります。子宮外妊娠であれば、生理のときとは異なる次のような症状が出る可能性があります。

基礎体温

通常、基礎体温は生理がくる直前に低温期に切り替わりますが、それが安定せず上下を繰り返し「基礎体温が下がりきらなく」なることがあります。

生理痛

生理痛は生理開始日から3日目あたりがピークと感じる人が多いですが、子宮外妊娠の場合は胎のう(胎児を包む袋)が育っていき症状が悪化するので、下腹部痛は治まらずに徐々に強くなったり、右か左どちらかのわき腹が痛むことがあります。 さらに、いつもの使っている鎮痛剤が効かないほどの痛みが起こるようになります。

生理前に眠くなったりだるくなったり、その他不快に症状がでるPMS(月経前症候群)のある人は、出血があっても妊娠初期症状としてこうした症状や不調な感じが続くようになります。

生理予定日の出血が少量・多すぎると子宮外妊娠の可能性がある?!

子宮外妊娠に初期症状は特にありませんが、生理予定日頃かそれよりも少し早い時期に、薄い色の血が少量出てくることがあります。
出血が見られない人も出血が長く続く人もいますが、普段の生理の出血期間と比較して長い、または極端に短いということなどがあれば、生理ではなく子宮外妊娠による不正出血である可能性を疑い病院を受診しましょう。

子宮外妊娠の不正出血は、主に受精卵が本来受精すべきでない場所に着床して根をはろうとその部分の組織を壊してしまうことから起こりますが、着床した場所に血管が集まっていたり太い血管があると出血量は多くなり、血管が少ない場所であれば出血しない場合もあります。

子宮外妊娠は放置すると

  • 卵管破裂
  • 卵管流産
  • 激しい腹痛
  • 大量出血

などを起こす危険があります。気になる変化があるときは、早めに病院を受診しましょう。

生理でも妊娠検査薬は反応する?

子宮外妊娠や着床出血では普通の妊娠と同じように「HCG」というホルモンが分泌されるので、妊娠検査薬は陽性となります。一方、生理による出血であれば、基本的にはHCGが分泌されないので妊娠検査薬は反応しません(HCG注射などが原因で疑似陽性反応が出ることはあります)。

妊娠検査薬が陽性で、子宮内に胎嚢が見えず、強い腹痛が続く場合は子宮外妊娠の可能性が考えられます。ただし、子宮外妊娠でも痛みがないということもあります。生理予定日前後に1~2日ほどの出血があったとき、それが生理なのか着床出血か子宮外妊娠なのかを自分で見分けるのは困難です。

妊娠の可能性が少しでもある場合は、念のため生理予定日の1週間後に妊娠検査薬で調べましょう。結果が陽性であれば、すぐに産婦人科を受診して妊娠の有無を確認し、妊娠しているならば正常妊娠なのか子宮外妊娠なのかを検査するようにしましょう。

おわりに:出血期間が普段より極端に短いまたは長いときには、すぐに産婦人科へ

生理の出血期間が普段より極端に短いまたは長い場合には、妊娠初期の出血の可能性があります。生理前に基礎体温が下がらず、生理が終っても生理痛が治まらずに悪化し続ける、痛みの場所がいつもと違う、生理中の不快な症状がとれない、といった症状は子宮外妊娠のサインかもしれませんから、すぐに産婦人科を受診しましょう。

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