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髪や頭皮もしっかり保湿! フケや抜け毛対策を

2024年10月30日

冬は髪の保湿も重要!

寒さが厳しい冬は湿度が20~30%になるうえ、室内も暖房で乾燥状態のため、肌や頭皮、髪の水分はどんどん奪われていきます。そうして乾燥した髪はちょっとした刺激で切れたり、枝毛になったり、また血行や水分が低下した頭皮が炎症を起こしてフケや抜け毛が出たりするようになります

髪を保湿するには、どんなヘアケアをしたらいい?

切れ毛や抜け毛、枝毛やフケ、パサつき…さまざまなトラブルを引き起こす髪の乾燥。では、保湿の際にはどんなヘアケアをしていけばいいのでしょうか?

アミノ酸系シャンプーにする

石油系の界面活性剤入りのシャンプーなど、洗浄力の強いものは、頭皮の水分を保つのに必要な皮脂を奪ってしまう恐れがあります。空気が乾燥する季節になってきたら、洗浄力のマイルドなアミノ酸系シャンプーのほうが、石油系よりも界面活性剤の刺激が少ないのでおすすめです。

シャンプーの仕方を見直す

シャンプーの種類だけでなく、シャンプーのやり方を変えてみることも、ヘアトラブルを予防するためには重要です。

  1. シャンプーの前に、まずはお湯で汚れをしっかり落とす
  2. シャンプー適量を手に取ったら、指の腹を使って頭皮を挟みこむようにしてつまみ、マッサージしながら洗う
  3. シャンプーが終わったら、1分以上時間をかけてすすぐ(不十分なすすぎは、残ったシャンプーが刺激となって炎症を起こし、抜け毛や毛穴詰まりの原因になります)

トリートメントをつける

シャンプー後にトリートメントをつける方は多いかと思いますが、重要なのはそのつけ方です。まずトリートメントは、頭皮にはつけず毛先を中心に、手ぐしで髪全体にまんべんなくつけるようにしてください。少し時間をおいた後、ぬめりが少し残るくらいまで洗い流しましょう。

なお、髪がかなり傷んでしまっている場合は、シャンプー後の髪を軽くタオルで乾かした後にトリートメントをつけ、蒸しタオルかシャワーキャップをつけて5分程度置いてください。はがれたキューティクルを吸着させる効果が期待できます。

ドライヤーの前に洗い流さないトリートメントorヘアオイルを!

ドライヤーの熱を近距離で長時間当てていると、髪や頭皮の乾燥の原因になります。お風呂から上がったら、ほどよく髪が濡れているうちに洗い流さないトリートメントやホホバオイルをつけ、毛先でなく根元から中心に乾かすようにして、熱から髪を守りましょう。
また、ドライヤーの温風と冷風を交互に当てると、キューティクルが閉じてツヤが出やすくなります。

洗い流さないトリートメントやオイルをつけたら、頭皮マッサージを

頭皮が乾燥すると新陳代謝や血行が悪化し、抜け毛やゴワつきの原因になります。そこでヘアオイルをつけた際に頭皮マッサージをすると、血行が促進され、髪のトラブルの改善が期待できます

  1. ヘアオイルやトリートメントをつけたら、両手の指の腹を使って円を描くようにして、耳の上と後ろのリンパ節をやさしくほぐす。これを5回行う
  2. 両手の指の腹を使い、髪の生え際から頭頂部に向かって、上へ押し上げるように揉みほぐす。これを5回行う
  3. 両手の中指を使い、頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」というツボを5回ほど押す(抜け毛に効果的なツボといわれています)

おわりに:乾燥する冬だからこそ、丁寧なヘアケアを

スキンケアとは違い、ついつい疎かにしがちなヘアケア。乾燥によって頭皮や髪のトラブルの増える冬だからこそ、しっかり保湿を行っていきましょう。

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