子育て
子供のダイエット~健康的なからだと習慣を手に入れるために~
2021年1月12日
ときには子供にもダイエットが必要
子供は日々成長し大きくなっていくので、年齢とともに体重が増えていくのは当然のことですが、年齢や身長を考慮しても体重が重すぎることがあります。肥満の子供は成人しても肥満のままであることも多いといわれています。また、肥満は将来的に高血圧や糖尿病、心臓病になるリスクをはらんでいます。
そこで健康的な体重に近づけるためのダイエットが必要になる場合があります。子供にダイエットが必要かどうかは、保護者が判断しにくい場合もあるので、定期的な検診の機会を利用して医師に相談してみるとよいでしょう。
ダイエットのポイント
子供にダイエットが必要な場合、気をつけるべきポイントにはどんなものがあるでしょうか。ここでは子供のダイエットにおける食事、運動、睡眠のポイントに関してご紹介していきます。
食事
食事の内容
まずは普段の食事の量が多すぎないかどうかをチェックしてください。子供の食事量については、どれくらいが子供の成長にとって適量なのかどうかの判断は難しいものです。そこで、栄養士や医師に食事の量や内容について指導してもらうとよいでしょう。そして、保護者もバランスの取れた食事に関して学び、普段の食事の内容を少しづつ変えていきましょう。
健康的な食事の基本は、野菜や果物を最低でも5種類以上一日の食事で摂取し、お菓子やソフトドリンクなどを摂取しすぎないことです。ファーストフードを食べるのも回数を減らすもしくは、日常的に食べるのをやめるようにしましょう。
食事内容の改善は家族全員で行うと効果的です。親子でおやつを減らしたり、健康的な食事に変えたりしていくことで、子供は寂しさを感じず家族で健康的な食事習慣を身につけることができます。
食事の習慣
しっかり噛んで、ゆっくり食べるようにしましょう。おやつや食事の時間をきめて親子で食べるといいでしょう。貴重なだんらんの時間になりますし、子供の食べすぎにも気づいてあげられます。
食事のときは、大人用のお皿ではなく子供の用のお皿を使うようにしましょう。食事の量が調節しやすくなり、食べすぎを防ぐことができます。
運動
もし子供が家でテレビを見たり、ゲームをしたりすることが多ければ家の外で遊ぶよう誘ってみましょう。家の外で鬼ごっこやボール遊びをすることは良い運動になります。子供の健康のためには毎日1時間程度の運動を行うことが望ましいとされています。
親子でお出かけするときも公園で遊んだり、市民プールで泳いだりすると運動量を増やすことができます。家族みんなで運動することで楽しく運動を続けていけます。
また、スイミングスクールやスポーツクラブに入ることを勧めてみてもよいでしょう。親子で新しいスポーツを始めるのも良いアイディアといえます。
睡眠
睡眠時間が少なすぎる子供は、太りやすくなるなることが研究であきらかになっています。もし子供が夜更かししてしまうことが多ければ、保護者が睡眠時間を確保できるようサポートしてあげましょう。
夜は携帯電話を含めテレビやパソコンから子供を遠ざけましょう。テレビやゲームの時間を一日○○時間と決めておくのもいいでしょう。寝る前に食べ物を食べさせるのもやめましょう。睡眠は子供の成長にとっても重要です。
おわりに:子供のダイエットは親子で取り組み健康的な習慣を身につけよう
子供がダイエットをする場合、できれば子供だけでなく家族みんなで取り組みましょう。保護者がお手本となり、子供に健康的な習慣を示していきましょう。ダイエットを一時的な減量の機会としてでなく、生涯にわたって役立つ健康的な習慣を身につける機会とするのです。この記事を参考に親子で楽しくダイエットに取り組んでいきましょう。