子育て
赤ちゃんにそろそろ離乳食を食べさせたい!どうすればいいの?!
2020年3月4日
離乳食が食べられるかどうかの見極め方!
生後4~6ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べる準備ができているかどうかは、以下の基準を参考にしたり、医師に相談したりした上で判断してください。
・座ったときに頭を上げることができるか
それができるようになるまでは離乳食は与えないようにしましょう。
・舌で離乳食を吐き出さないか
赤ちゃんの口に、母乳やミルクで薄めた離乳食をスプーンか指先で少し置いてみます。舌が食べ物をすぐに出し、何度か試しても、やはり出すようであれば、まだ離乳食を与えないほうが良いでしょう。
・食べ物に興味を示すか
保護者の手からフォークを掴んだり、食べる姿を熱心に見ているようなら、離乳食を食べたいというサインです。
・舌を前後左右に動かすことができるか
・口を大きく開けることができるか
どんな離乳食を食べさせればいい?
生後5~6ヶ月頃になったら、つぶしがゆから始めてみましょう。慣れてきたら、すりつぶした野菜やつぶした豆腐・白身魚などを試してみてください。
どうやって離乳食を食べさせればいい?
離乳食を与える時間は基本的にいつでも大丈夫です。授乳中なら、母乳の栄養が低くなる午後遅くか夕方の時間帯に離乳食を試してみてください。また、与える回数は1日に1回の食事からはじめ、翌月には朝夕2回にするのが良いでしょう。
以下が離乳食を与えるコツです。
・赤ちゃんを椅子の上にきちんと座らせる
・離乳食に慣れさせる
スプーンを口に運ぶ前に、離乳食をほんの少し、テーブルやトレイに置いておいて、赤ちゃんに遊ばせます。つぶしたり、こすったり、なめてみる機会を与えてください。こうすることで食べ物が未知のものではなくなります。
・おいしそうに食べるふりをする
赤ちゃんは保護者の真似をすることがあります。そのため、あなたが離乳食をおいしそうに食べるふりをすると、赤ちゃんは離乳食を食べやすくなるかもしれません。
・ゆっくり与える
赤ちゃんは食べるのが早くありません。ひと口食べてから、飲み込むまでとても長い時間がかかります。赤ちゃんが離乳食を飲み込んでから与えるようにしましょう。
・適量を与える
離乳食を与え過ぎるのはNGです。頭を振ったり、口を開けようとしないのはお腹いっぱいというサインです。
おわりに:適切な方法で離乳食に慣れさせることが大切
いかがでしょうか。赤ちゃんに離乳食を食べてもらうには、まず赤ちゃん自身に食べる準備ができているか見極めた上で、適切なタイミング、適切なものを与えることが重要です。赤ちゃんが安心して食べられるステップをきちんと踏んでいきましょう。